受講者募集
横浜国立大学教育学部附属高度理科教員養成センターは、大学院生を対象とした副専攻「中核的理科教員養成プログラム」、現職小・中学校教員を対象とした「現職教員CST養成プログラム」を平成23年度より実施しています。本プログラムを受講して、CSTとなって活躍される方を令和5年度も引き続き募集します。


本プログラム履修者は、以下のすべての要件を満たす必要があります。
(1)本プログラム履修者
① 神奈川県内市町村の公立小・中学校教員として一定の実務経験がある者。
② 勤務校の校長並び市町村教育委員会の推薦を受けた者。
【注1】本プログラムへの応募および受講にあたって応募手数料や受講料は必要ありません。
令和5年度の本プログラムの募集人数は、15名程度です。
3.申し込みから履修登録までの手順
(1)CSTとなることを希望する教員は、学校長の承認・推薦を受けて下さい。
(2)CST候補者として承認・推薦をした学校長は、所定の様式で5月中旬までに市町村教育委員会へ申し込みを行って下さい。
(3)市町村教育委員会は、横浜国立大学に対し、5月末までに候補者を推薦して下さい。
(4)横浜国立大学(教育人間科学部附属高度理科教員養成センター)は、推薦を受けた現職教員にCST及びCST養成プログラムについて説明を行い(開講式、オリエンテーションを含む)、履修登録を受け付けます。(令和5年度オリエンテーションは7月1日(土)に行う予定)
(1)横浜国立大学は、推薦された教職員に、CST養成のための研修・実習を行います。
(2)推薦された教職員(CST候補者)は、原則として夏季休業中に開講される授業科目の中から所定の細目数(6科目20細目以上)を選択して、1年間または2年間でCSTの取得が可能となります(履修期間は申し込みの際、学校長と相談をして1年又は2年を選択する)。
(3)本プログラムの授業科目は、原則として夏季休業中を中心に「危機管理特別実験演習」「人間社会と科学」「地域フィールド研究」「理科授業研究」「小学校・中学校理科実験演習」「理科教材開発実践演習」の6科目(細目として31細目)にわたって開講されます。詳細はカリキュラムを確認して下さい。
(4)履修期間内に所定の科目細目数(6科目20細目以上)が履修できない場合
各地区で行われる研究会(市町村教育委員会主催または市町村小学校理科研究会)等で、本プログラムの内容と同等のものに参加した場合、別に定められた書式とともに、研修内容のわかる資料を添付して申請して下さい。横浜国立大学教育人間科学部附属高度理科教員養成センターの審査を受け、認められた場合には、3細目の範囲内で対応する内容の講座の履修に振替えることができます。
研修・実習を修了したCST候補者は、横浜国立大学CST養成プログラム実施委員会による審査を受け、CSTとして認定されます。
(1)認定条件
①横浜国立大学が主催するCST養成プログラムを所定の科目細目数(6科目20細目以上)を受講し、CST養成プログラム実施委員会による審査に合格すること。
②①の所定の細目数の科目を履修できなかった場合であっても、CST養成プログラムの履修に加え、理科に関する教員指導、教育改善などの実務内容に関する業績審査を希望することができます。その上で、CST養成プログラム実施委員会が総合的に審査を行い、CSTの資格を有すると認められること。
現職教員CSTは市町村教育委員会の協力の下、講師として教員などへの研修会の実施、教材の作成等を行い、地域の理科教育の質を高めるために寄与します 。
横浜国立大学は、CSTに対して毎年フォローアップ研修を行います。
<参考>
昨年度の募集要項